『平泉寺』〜へいせんじ
Heisen-ji
苔の平泉寺。大きな杉の大木と杉苔の素晴らしい境内。
新しい勝山城。中は博物館のようですが。ランドマークとなっています。
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★ 平泉寺は法恩寺山の山懐に抱かれた静寂に地である。今でこそ休日には観光客も訪れるが、
千年以上の歴史の重みが周囲を圧し、神聖の雰囲気が漂う地である。
白山を開山した泰澄大師は、この地に白山神社を開き、千数百年の永きにわたって
人々の汗のしみ込んだ歴史を感じ取りながら登れる、意義深いコースとも言える。
平泉寺白山神社は昔の白山越前馬場の管理所で、往時は絶大な権力を握っていた寺院であった。
今は昔の面影はないが、広い境内とうっそうたる杉木立ち、幾重にも積み重なった一面の苔はすばらしい
もので、京都の苔寺にも勝る「日本一」の苔であるといわれています。
「平泉寺」は平泉寺白山神社というれっきとした神社で、全国の白山神社の総本山です。
{平泉寺}
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「日本の道百選」
国道157号線で新しい勝山城を目印に平泉寺道へ入ると、白山国立公園の石碑とともに
大きな杉の並木が現れる。
昔はここから平泉寺の参道で、およそ樹齢1000年の老杉がたち並ぶ菩提林・
石畳の道は特にすばらしく、日本の道百選に入っている。
今は特に必要のないアスファルト舗装の車道がこの荘厳な景観を壊しているという印象だけが
残り、往時の姿に復元出来ればと残念に思います。
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