・水芭蕉の取立山・谷峠・護摩堂峠・
取立山は加越国境の山々の中心になる山で、特に水芭蕉のころになると沢山の登山者で
賑あい、ルートも整備され四季を通して楽しめる最もポピュラーな山です。

福井大学ワンダーフォーゲルOB会
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取立山 取立山とりたてやま 1307m[mapion地図]

*〜加賀から焼き畑に入るものに勝山藩が厳しく山年貢を取り立てたためとか。

江戸時代の中期取立山の稜線を境に、谷部落側は「勝山藩領」となった。  この頃この辺に、加賀の牛首(白峰)から焼き畑に入り込むものが漸増した。  藩では彼らを見逃しておくはずもなく加賀者といって厳しく山手役(山年貢)を取り立てた。  それによって「取立山」というのだと伝える。

〔景観〕
取立山は、山頂からその東方の県境にかけて、かなり広い取立平と云われる平のある山で、 北谷側からは急峻で、護摩堂峠より県境の稜線をたどる以外には、登ることは困難である。
その取立平の県境付近には、ミズバショウの自生群落があり、山頂に近い急斜面には原生林に近い林相の ブナ林もみられ、山頂はすぐれた自然景観の地である。
 山伏山(護摩堂峠、谷峠間の山)、木根橋集落.
 取立山、山伏山の中腹にはゆるやかな台地状の斜面があって、そこには五所ヶ原東山等の加越国境の山地に みられる特有の農産生活を営む出作が散在しているが、出作の人々の生活風景は、自然とよく融和していて、 これらの山の自然の景観に風土的情緒を加えている。近時、出作は急激に廃退しつつある。
 谷集落(勝山市北谷町)は牛首地方との交易の據点で、両地を結ぶ谷峠の旧道は、幾百年にわたる交易路であった。
峠頂上の目安とされた大杉をはじめ、旧道の景観は歩荷の生活をしのばせる数少ない歴史的自然景観である。
 取立平や護摩堂峠よりのぞむ白山の眺めは雄大で、白山の山岳美を遺憾なくとらえることが出来るすばらしい景観である。
〜〜http://www.erc.pref.fukui.jp/eco/bank1/5.html〜〜

谷峠』914m 別名、瓜割峠。杉峠。

牛首道]〜「大道谷往来おおみつたんおおらい」〜石川県側での呼び名..。
〜勝山−白峰〜〜「言奈地蔵」(谷トンネル白峰側入口)

こつぶり山 「こつぶり山」1253m

〜〜ここからの白山展望はまた素晴らしい。

 ・・・・駐車場まで大滝経由2時間3.3Km

・・・・なだらかな高原を思わせる山稜で水芭蕉群生地まで約 200mです。

登山コース[1/25,000地図]

◆国道 157号線・小原口〜東山いこいの森〜(歩60分)〜林道終点駐車場{標高930m}指導標〜(歩1時間30分)〜取立山山頂〜上り:1時間30分
 〜取立山山頂(歩20分)〜避難小屋〜取立平・水芭蕉群生地〜(歩5分)〜こつぶり山(歩40分)〜大滝〜(歩20分)〜駐車場
 下り 2時間30分

*通常は東山いこいの森の駐車場から歩くことになるが、更に林道終点駐車場にまで行くには500円の協力費を払う必要がある(シーズンは満車の場合もある)

みちのく福寿草
みちのく福寿草
(絶滅危惧種)
(4月上旬が見頃) 勝山市北谷にて
勝山北谷の某所に杉葉や枯れススキの中に点々と群生していますが、絶滅危惧の貴重な植物です。写真で我慢して。。。2004.4.11
水芭蕉水芭蕉]の開花(5月中旬が見頃)。サトイモ科の植物。
約2000株 5/中旬〜6/上旬 憩いの森でも見られる。 〜中部地方以北の湿原に自生する。南限。
取立平付近には湧水涵養による湿原があり、狭小な谷筋に千数百株に及ぶといわれるミズバショウの 群落が分布し、それらに多種類の湿原植物が分布して、独特な湿原の植生景観が構成されている。

水芭蕉の群生地〜こつぶり山と原高山の鞍部にある。
・・・・取立山より水芭蕉群生地まで750m (山頂から少し下った取立平)、 ・・・・駐車場より取立山経由で1;30 3Km

大滝大滝」・・・・登山口駐車場より20分

 「護摩堂山ごまんどさん1152.4m(勝山市北谷)
 国道157号線 谷トンネル登山口--50分--谷峠--40分--祠--10分--加越国境稜線--10分--護摩堂山・・・・(廃道状態)
 ・「護摩堂峠」・護摩堂跡(白山を遥拝)の地蔵堂

「烏岳」1326m〜[地図
「五所ヶ原」

東山森林公園(憩いの森)」「東山憩いの森」(旅行村)
 〜谷の東方の山として東山と呼び、最高峰を原高山と言った。

 

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