・放生会 ほうぜえ (小浜・八幡神社)
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彼岸花
1. ● 「放生会」ほうぜえ放生祭ほうぜ・まつり
 「放生会」は
小浜市の八幡神社例祭で、古くは「放生会」ほうじょうえ(殺生を戒め捕らえ魚や鳥を、自然界に放つ儀式)が行われていたので「放生会」の名で親しまれている。  山車・神楽・獅子・大太鼓・神輿の演し物が旧小浜町内を巡行し、各区の本陣や寄付をもらった家々を廻り芸や囃子を披露する。笛や 太鼓や鉦の音が町のあちこちから聞え祭り一色に染まる。  江戸時代祇園祭礼の頃から約300年以上の歴史があるとか。  各町内2年に1回の参加にしても2日間にわたる長丁場は大変です。 練習や準備に掛かる時間・労力を思うと町内会にとっては大きな事業ですね。  祭りの喧騒の傍らで彼岸花も赤く燃えているようです。

※ 放生会(ほうじょうえ)・・・・一般的読み方
 放生会とは、全国各地で八幡神社で執り行われているようです。。生き物を放つことにより、地域や国家の繁栄と安泰を祈という。
 その起源は・・・・ 「放生会の由来(天台大師の放生物語)は、今より1400年ほど昔、中国の天台山で修行をされていた天台大師智(ちぎ)禅師は、天台山の麓にいる漁民が必要以上に魚を生け捕り、無用となった魚を棄て、殺生があとを絶たなかった姿を見ました。またその地域では遭難も多発し、随分荒んでいたといいます。そのような現実を目の当たりにされた智禅師はたいそう心を痛められ、放生池を設けて慈悲のこころを教え、魚を池に放つことを実践させたところ、人々の心はやわらぎ、平和な日々を送れるようになりました。それ以来、中国はもとより、日本でも放生会が盛んに行われるようになったのです。」 〜http://www.sanzenin.or.jp/guide/guide_05.html・・・・という説明もあり、現在の飽食とゴミのように捨てられる食べ物を思うと新しい放生が必要ですね。。。


棒の手 八幡神社
2. 「棒の手」奉納
3. 「八幡神社

※棒の手は,農民の自衛のための武術が,五穀豊穣祈願のための奉納演技に変化していったとか。。。
 愛知県にある棒の手と似ているが小浜の棒の手は優雅で異国情緒がある。

    棒の手奉納 ↑上の画像をクリックすると動画が出ます。


棒の手 雲浜獅子
5. 雲浜獅子奉納
  「八幡神社」にて


雲浜獅子 雲浜獅子
6.
雲浜獅子奉納
  「八幡神社」にて
7. 
 雲浜獅子の由来

山車 山車
8. 山車奉納
9. 区(町内)によって山車の作り・時代が違う。

山車 山車
10. 山車巡行
 市街の中心部を巡行しそれぞれの区の狭い路地に散って行く頃には秋の日は暮れかかる。
11.青い半天が曳き手、相当に重いようです。

太鼓班 棒の手班
12. 太鼓と鉦の隊列
13. 
雲浜獅子隊と棒の手隊


囃子 ちんちん焼き 14.囃子隊(笛?)

15. 見る人・商う人
ちんちん焼き?は
ベビーカステラ焼き(相当高額な機械です)のことです。・・・・米俵の形をしたミニカステラを焼いている露天商の水引が目に付いた。 そのほか狭い路地の両側に色々な露天商が軒を並べる。大阪・京都・滋賀の業者が多いようです。  

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