・若狭の街道・熊川宿・鯖街道・
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 「京は遠うても十八里」 小浜から朽木を経て花折峠、大原から大原口に至る、約70キロの鯖街道である。 小浜の海産物はここ熊川まで船便で運ばれ、ここから行商の荷駄として朽木街道、大原街道を経て京へ運ばれた。 早足でも1日かかる。 ここで物流を支配していたのが近江商人で、熊川は物流の基地であった。  熊川宿は若狭の海産物を京都に運ぶ若狭街道の宿場町として栄えたところ。また若狭街道は、昔は主に小浜から京都へ鯖を運んだことから最近「鯖街道」と名付けられたもの。
関所 代官
(1) 熊川宿に関所が出来た?復元された。地元の案内人は復元ではなく復原だと主張していますが。。。
[歴史の見える街道] [参考][地図]若狭街道・熊川宿

改修後の逸見家 廃屋の逸見家
(2) 熊川宿整備の起爆剤となった廃屋状態の逸見家(左)。 建物の内部まで完全公開されている改修後の逸見家の家屋、なかなか立派なものです。改修で内外ともに相当手が加えられている様ですが。。。[拝観料:100円]


現在の逸見家の吹き抜け 吹き抜けより2F 襖絵A 襖絵B
改修後の逸見家の内部。中央に屋根から明りを取込む窓付の吹きぬきと階段を配置したもので、近代感覚の和風建造物に変身。

現在の逸見家 熊川宿の町並み 熊川宿の町並み
家屋の軒先の高さが揃っているため町並みの整然とした美しさを決めていている、風が強く、火災が多かっため土壁で覆われて、白い漆喰で塗り固められている家屋が多いことも見栄えが良い。


熊川宿の町並み みやげや 店
(3) 熊川宿は殆どの建物は母屋入りで間口が広く出来るので民家より店屋に向く。したがって往時はこの鯖街道の宿場町は旅籠や店屋などで繁栄したのではなだろうか。。。倉の様な建物は民家であった様でここでは数少ない妻入りの建物で、間口税を節約することもあたのかも。。。
 町並みや外装だけを改修しただけでは町の活況がない、店屋があり、雰囲気のある商品が並んで町並みになる。。。

店舗 窓 案内板
 
(4)窓際の商品(飾り物?)やみやげ物、民芸品など、、、町並みの調度品は目の保養になる。。。。

水車 水車売り 店先
 
(5) 清水が勢いよく流れ、空の水車も結構、様になっている。。。 [参考資料][地図]さんさく鯖街道熊川宿散策マップ

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