六呂師山荘は戦中の軍の施設で戦後、開拓移住者に譲渡された建物のようで六呂師高原の火山灰の上に
質素に建てられた丸太の合掌構造で、当時の環境を思えば妥当な作りである。
しかし豪雪にも耐え珍しく残り、今では貴重な建造物です。その間、一時はスキー場の走りとして六呂師
高原スキー場が賑わい民宿として活用されたようですが、交通の便が
良くなり、新しいスキー場が出来るにつれ民宿としても寂れたようです。
[写真]右:ススで黒光りしている丸太の合掌構造の一部分。
左:屋根雪下ろし作業 01.02.18
04.02.08
当会とは民宿時代からの付き合いでスキー合宿以外にも経ヶ岳登山や新人練成などで利用させて頂くうちに、
部員との私的な交際など親子のような付合いに深まり、その後所有者
のおばあさんが亡くなり家族の方々も山を下りるにつれ、この山荘を継続して利用して良いとのことで、
代わりに維持管理をして今日に至る。
しかし、長年の風雪でかなり痛んできたので今後の継続的使用を前提に改修する事になりました。
将来的には雰囲気のある山荘にしたいが、とりあえず最低限の生活ができる環境を整備しています。。
● 改修作業の方針 ● 〜新建材などを使わず天然素材や中古木材を活用した自然にやさしい工法を
採用しています。外観・基本構造体は六呂師の戦中の歴史を語る貴重な遺産として原形保存する積もりです、
内装は水洗トイレ・流し台・大型囲炉裏・薪ストーブなど快適で雰囲気のある山荘に改修しています。
時間と手間がかかりますが、結果として良い汗を流したと納得できるものに仕上げたい。
写真は会員の持ち山から手ごろの原木を伐採して下ろしているところです。
そして、
山登り・スキーの宿泊施設以外に会員や賛同者の創作活動や作品の展示など日常的な利用にも使えるようにしたい。
●創立45周年記念事業として六呂師山荘の改修を計画し50周年を第1次の目処に改修作業を実施中です。
改修作業は終わりのない事業として山荘生活を満喫しながら継続して行く事になりそうです。
●山荘改装作業状況・・・・Eメールで会員にその都度お知らせしています。
またこれだけをまとめたホームページもあります。(アドレスはEメールで)
●山荘改修資金募集中・・・・OB会員の皆様へお願い!。
只今、一口5000円で、山荘改修資金を募集しています。支部経由でも、本部会計へ直接振込んで
頂いても結構です。大口は期待していませんが、小口で何回でも結構です。
本部会計〜郵便振替口座 00740-7-18106 坂本成伸 へ 振込み下さい。
●六呂師山荘管理委員会
〜六呂師山荘との関わり合いのあった会員を中心に維持管理をやっているが、建物の老朽化対策や
汚水の地区共有施設への接合、環境対策など今後の快適な利用のために本腰を入れるために
特別委員会を設置した。
●ワンゲル六呂師山荘の案内・・・・標高475m
00.05.28現在の山荘
山荘の最新情報〜外観は昔のままですが、内部はどんどん改修が進んでいます。
●住所:福井県大野市南六呂師169−11−2 →右の地図をクリックして下さい。
●交通:
・マイカー利用の場合 〜 福井インター・福井北インターから約1時間〜車で玄関口まで行けます。
・・冬期は大野市経由で来て下さい。(勝山市からは通行止めになるときがあります。)
・JR利用の場合
JR福井駅---JR50分--->JR越前大野駅 ---バス35分--->六呂師スキー場---徒歩3分--->山荘
・バス利用の場合
JR福井駅---バス60分--->JR越前大野駅 ---バス35分--->六呂師スキー場---徒歩3分--->山荘
〜※〜六呂師スキー場へは徒歩10分。
●施設・規模:〜建坪で約60坪。平屋。元、民宿。〜只今改修中。
ゲストブックへ
●これ一体何?
・・・・だれか知りませんか?
・・・・長さ50cm程度の鋳鉄製の玉子型容器です。
4個も埋まっていましたが。
文化財?馬の飼い葉桶?
風呂釜?砲弾?
〜とりあえず、恐竜の卵の殻としておきましょうか?
庭の見える窓
・資料室1
・2
・3
◆六呂師高原の自然寸景◆
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囲炉裏の間
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●山荘周辺の観光サイト・
六呂師高原スキー場
・自然保護センター・青少年自然の家
●自然観察〜池ヶ原湿原・・自然探勝区・「妻平湿原」
・「六呂師ヶ原」、池ヶ原ともいう。
●奥越高原県牧場
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・おゝ牧場はみどり!
●荒島岳・「保月山」「三角山」・・・・日本百名山の「荒島岳」(写真右上)が正面に手に取るよに見えます。
●六呂師高原・経ヶ岳〜スキー場に温泉2箇所〜
高原温泉・ピクニックガーデン
・トロン温泉「うらら館」があり山荘からも近く(車で5〜10分)泊りは銭湯のつもりで利用しています。
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