★ 背景と経過:−
ワンゲル六呂師山荘は、その昔、戦前の軍の施設で、教練用の馬小屋であったとかで、改修作業の過程でその形跡を確認しています。 戦後、引揚者で開墾を希望するものに払い下げられたようです、その後、六呂師にスキー場が開かれると、民宿に改装され、繁栄したようですが、周辺各地でスキー場が開かれたり、暖冬が続いて、取り残されて民宿を止めた。 この前後にWV部員の利用が始まり、家族付き合いが始まったようです。 その後、山荘の老夫婦が亡くなり、後継者も山を降り、無人状態でした、小屋の利用管理を任された会員有志が細々と守ってきたが、改修などの諸問題を抱えて、OB会の介入を懇請され、遺族・後継者の了解の下で、本格的な改修作業に入った。
本格的な改修といっても会員有志の協力に頼っているため月に1回程度の作業で甚だスローテンポですが、それだけに廃物を再生したり、環境負荷の大きい新建材を避けるなど、こだわりをもった造りになっている。
幸か不幸か、ワンゲル六呂師山荘は外から見ると当時の姿を略そのまま残している。 ある意味で当時を偲ぶことの出来る貴重な文化遺産ともいえます。 これを「古汚い」という見方もあるが、無造作に改修し見かけを良くする事で、何が得られるか、しかし長年の風雪に傷みも激しく、内装工事も一段落したので、今後は外装の修復工事に入る予定です。 考え方としては現在の雰囲気を壊さずに、板厚など厚くした改良修復を描いていますが、材料費や人手が必要で会員や一般の方々の支援を期待しています。
六呂師ヶ原は経ヶ岳の噴火で出来た火山灰の荒地で、ススキの原に牛馬を放牧していた様で戦前は軍の演習場として軍馬の調練に利用され、山荘のような建物が幾つも点在していた。 今は、乳牛の放牧地として立派な牛舎や観光施設が点在して自然豊かなレジャーポイントになっている。 ワンゲル六呂師山荘は恵まれた自然条件や各種のインフラや、近所の住民の理解もあり、今後が楽しみです。
★ 山荘1:〜「こんな時もあった」・・・・
山荘はFUWV部員で満ちていた。 ここを基地にワンゲルの隊列が進む。 OBの世代によっては山荘を
知らないものや、個人的に家族のように親しく付合ったものや、OB会が改修作業に携わって以後に、山荘を知った会員や現役など、色々ですが、今はワンゲルのホームとしての山荘を意識して、馳せ参じてくれる会員が定着し、リタイヤー組の参加も見込まれ、別の意味で往時の賑わいが見られるようになった。 現役を中心に往時の盛況ぶりが再現されることは困難な社会情勢ですが。
★ 山荘2:〜今年は山荘の庭にホタルが現れました。 写真で撮るのは難しい、その時期に、ここで見て下さい。
山荘の庭は数年来の除草により広くなり、各種の樹木や草花が植えられ明るくなった。 山荘の年中行事として6月の定例総会、歳末の餅つき会があります。
★ 山荘の今後:
〜毎年、総会で取り上げられ、徐々に方向が収斂しています。
外装工事をイベントとして行うとか、写真展、セミナー、ミニコンサートなど利用促進も新しいテーマーになっています。 同期の会や野外生活体験会、いろいろありそうです。 会員の皆様のご提案、活用申込みを歓迎します。
カンジキも煙で燻され風格を放つ。
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資料室の一部。貴重な資料の山。。
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歳末は餅つき会。
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★ 山荘資料より:・・・・若さの発露!・・・・わが道を行くワンゲル。 ・・・・
★学生ゆえに大目に! 市民の好意と大勢の部員の声援にエスカレートしたことも。★
お堀に飛び込む、欄干から部員の声援
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街の中を練り歩くワンダラー。
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ご祝儀の酒や飲み物を飲み干す
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※ 写真に覚えのある方は、そのときの状況・年代・などコメントを下名に送って下さい。 yoko山記 2008.09
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