〜 浄法寺山・冠岳・鷲ヶ岳 〜

 福井平野の東側には1000m近い山々が連なっている。北から南に向かって 富士写ヶ岳、火燈山、丈競山、浄法寺山、冠岳、鷲ヶ岳の峰々が続く。 特に浄法寺山と鷲ヶ岳は福井市街の東側に立てた屏風のような存在で、福井の景観を 決定する重要な山である。
FUWVOB 1998-12/ 福井大学ワンダーフォーゲルOB会
home鷲ヶ岳・岩屋観音・びんつけ地蔵・ ◆永平寺・大仏寺山資料館山と半島

浄法寺山 浄法寺山1053m
[地図]
〜冠岳838m〜【永平寺町】

 ★浄法寺山山開き
  4月19日(日)午前10:00〜 浄法寺山青少年旅行村にて (※永平寺町上浄法寺) [写真]雪の浄法寺山

[展望]〜白山全景。富士写ヶ岳・丈競山・大日岳・法恩寺山・大長山・赤兎山・荒島岳・能郷白山・屏風山・部子山・文殊山・越前海岸の山並・日本海
  {コース}
 ● 清水小場(しょうずこば)→獅子岩→黒岩→つつじヶ原→ビンツケ地蔵   →冠岳838m→(冠展望台)→浄法寺山 1052m [上り:約2時間]
 ● 清水小場〜(急登)→冠展望台〜(尾根道)→浄法寺山1052m

新緑の冠岳展望台  新緑の冠岳展望台 紅葉の冠岳展望台
/  新緑のいろいろな緑が柔らかい輪郭で山腹を飾って、まさに山笑う季節、この緑の壁に囲まれるように清水小場の旅行村がある。ここまでは車で上れるので山には不似合いなテニスコートもあるが、バンガロー村やバーベキューハウスなど山の雰囲気も十分満喫できる。眼下には永平寺の村里や九頭竜川の流れを見ることが出来る。福井市より30〜40分の距離で気軽に行ける山です。

浄法寺山清水小場から仰ぎ見た冠岳展望台。

  冠岳838mより浄法寺山まで約1時間。清水小場より冠岳まで 約1時間。
 [地図]浄法寺山周辺  浄法寺山ルート

冠岳より見た浄法寺の山並み・・・・浄法寺山の右手に〜雨傘山(雨置山)〜杓子岳 syakusi〜反射板へと続く

清水小場   ●清水小場(しょうずこば)標高:約 400m

浄法寺山青少年旅行村・・
・416号線(鮎街道)を永平寺上浄法寺で浄法寺山登山口(案内標識)に従って入る、浄法寺の集落の中を 通過すると、道は清水小場の旅行村までアスファルト舗装で一部一車線の所もあるが山道としは立派な もので標高約400mの清水小場旅行村の中まで入る。
駐車場やキャンプ場・バンガローなど整備されている。
初夏から紅葉の11月まで山の自然を誰にでも満喫できる。
清水小場は昔から水場として登山者のいこいの場所であった。

紅葉まつり・・・・10/E〜11/B
浄法寺山岳観光協会(永平寺町企画商工観光課内 63-3111)
清水小場、蛇谷滝、
清水小場登山図びんつけ地蔵
・・・・つつじヶ原を抜け15分尾根の水場。
 ・・・・その昔、坂井郡(さかいごおり)の百姓達が田畑に肥料がわりに  入れる山の草を刈り、馬に背負わせて丈競べを経て鳴鹿  に至る山越えの休み場であった。
この地蔵さんは不動明王で、その昔(明和の頃)九頭竜  の主、黒竜に見染められた丸岡の町屋の吉右衛門の娘  「おりゅう」の霊をとむらって建てられたものである。
・・・・縁結び、商売繁盛、家内安全、厄除けの神通力あり  とて、登山愛好家や近郷の人たちの信仰を集めている。

「夫婦岩」「仏岩」 しし岩。

[六本木]・・・・登山口から35分「しし岩」を越え尾根に登ると[六本木]という松が立っている。
[清めの滝]

[TOP]

鷲ケ岳 鷲ケ岳 769m
岩屋観音 200m 岩屋川 水無山 784m

海抜 769.1m、勝山市と吉田郡の境に位置する鷲ケ岳は、名のよく知られている割りには余り登られて いない。 福井平野から見ると、東の方に丈競山、浄法寺山、冠岳が先ず目につくが、一連に見えるこれらの山々の 右端に、少し低いが山並みに最後のしまりをつけるかのように巍然として立っているのが鷲ヶ岳である。
山姿は美しいコニ−デ型で、登ったことはなくとも、一度は目にとめていよう。
  この鷲ヶ岳は、太平記に伊知地山として登場している。 源頼朝のころ、この地方に隠れていた武士が薩摩に行き、伊知地姓を名乗ったので、 その名が付けられたといわれ、この付近に伊知地という地名もある。
鷲ヶ岳は鷲ヶ岳城址としても知られている。南北朝の新田方の武将であった畑六郎左エ門時能が 鷲ヶ岳にこもり、斯波高経軍と奮戦し、ついにその数奇な一生を、この山でと閉じたと伝えられており、 山頂には時能の砦跡をしるす石碑が建っている。
鷲ヶ岳は九頭竜川を眺めるのに最もよい位置にある。

発電所

鷲ケ岳眼下

九頭竜(くづりゅう)川沿いの美しい田園風景、市荒川発電所など眼下に広がる眺望は、 小学校の社会科の教科書の”川が人にもたらす恵”に掲げられている説明図そのままである。
鷲ヶ岳と対山の水無山の間を流れる岩屋川上流には、平家の落人が開いたといわれる 岩屋観音像をはじめとして、雨乞の滝、大人8人がかりでやっと抱けるという大杉、 天狗杉など多くの見所があり、ハイカ−に好評を博している。 小舟渡(こぶなと)駅から歩いて行けば3Km、50分、岩屋川で山女(やまめ)や岩魚(いわな)を追えば 楽しみも倍加しよう。

(周辺の見所・施設)
小舟渡(こぶなと)遊園地:●市荒川発電所
総合グリ−ンセンタ−」(たまねぎハウス) 緑化植物園。熱帯植物展示温室。 「鳴鹿大堰堤」
福井県立大学」 「国立福井医科大学


ご意見・お問い合わせは⇒・・・ FUWV-OB会 / m.yokoyama   {TOP}
since 1956
inserted by FC2 system